今回は、僕(橋野)、一緒に練習している大山君、マルヤガーデンズ河野さん、
取引先であるサンリバーの吉木君と4人でエントリー。
まずは前日の決起大会。
18時半スタートで、翌日の朝のことを考え9時終了。
のつもりでしたが・・・
しかし、やはりというか、お酒が入ってしまうとどうしても盛り上がります。
膝が痛い河野氏、吉木君の二人は膝の話で盛り上がります。
最近は何キロ走っているだの、どこのコースを走っているだの、
どんな女の子がタイプだの。
あれ、なんか違いますね、ハイ。
去年桜島のハーフを経験している河野氏は、コースがああだったの、
こうだったのと。
昔なら間違えなく「もう一軒」ってなるのですが、さすがは大人な4人。
もう一軒を〆のラーメンに切り替えて、そこでもまたビールを飲み、
まあまあ酔っぱらって終了。
翌朝は5時半に起床し、早めにフェリー乗り場へ。
ここでアクシデントが。
7時半にフェリー乗り場にいたのですが、
フェリーに乗るあまりの人の多さに、桜島到着が8時半に。
行きのフェリーはもう観光気分です。
ランナー受付は7時半~8時半だったのですが、さすがは鹿児島、
結局は10時前まで受付ておりました。
結局何時に行っても良かったんじゃん。
さすがは「南国、鹿児島時間」なんですね。
そして10時ハーフスタート。
やはり凄い人でした。5,000人が参加したようでした。
しかし思った以上に気温が高く、日差しが強すぎて、ちょっと厳しいコンディションでした。
今回の作戦は、とりあえず10キロまではみんなでファンランのように、
楽しみながら走り、
10キロ以降は各自自分のペースでいこうかと。
スタートし、5,6キロまではダンゴ状態が続きます。
周りは人だらけで、なかなか思うように進みません。
7,8キロあたりからようやくやや空き始めます。
10キロを過ぎて、
膝に爆弾を抱える、河野氏、吉木君も粘りの走りを見せます。
二人は痛みがきたらちょっと歩き、また走り出す感じです。
特に吉木君は登りをダッシュし、膝に衝撃のかかる下りは早歩きという、普通の人とは真逆の衝撃の走りを披露。
ハイペースの走りと歩きをミックスした、新しいスタイルで食いついてきます。
15キロ過ぎ、コースから少し入った所に、嫁さんのお父さん、お母さんのお墓があります。
僕はここで、僕のすぐそこを走っている吉木君に、
「俺、ちょっと墓参りしてくるから、先に行ってて!!」と声を掛けます。
すると沿道のおじいちゃん、おばあちゃんたちが、
「いいことじゃー、がんばれー」と大声援をかけてくれます。
沿道のみなさんを味方につけた僕は、そこからちょっとヒーロー気取りで、
おじいちゃん、おばあちゃんの声援を受け快走します。
16キロくらいから長い上り坂。まあまあ長いです。本当に。
ここまで走ってからの長い登りは、精神的にもキツイです。
前半飛ばし過ぎたランナーたちはかなりの方が歩いています。
ここで前半体力を温存していた僕は頑張って走ります。
かなりのランナーを追い抜いたと思います。
1、5キロくらいの長い坂を登り切ったころ、ZARDの歌、
「負けないで、もう少し~♪」と音楽が流れます。
より一層頑張ろうと気合が入ります。
その頃は上り坂を頑張ったせいか、思った以上に足が張っていましたが、
もうあとちょっとだと思い頑張りました。
すぐそこにいたおじちゃんは女子高生たちのボランティアから
「頑張って~!」と言われ、
「頑張って~!って言われたら歩けないじゃん!歩きたいのに」って笑っておりました。
最後の1キロは思った以上にきつかったです。
そしてゴール。
結果、2時間29分。
正直言って甘くはなかったでした。
2時間20分は切りたかったのですが・・・
思った以上に足も張ってましたし、これが現実ですね。
最後はみんなで温泉へ。
温泉から上がると、きれいな虹がかかっており、
まるで僕等の完走を祝福してくれたみたいでした。
今回は膝のケガにより、1,2日前まで出場を迷っていた河野氏、
同じく膝の痛みで満足に走れなかった吉木君も
当初思った以上に走れて、全員が無事に完走。
たしかにタイムは良くなかったと思いますが、
結構な達成感もあり、すごくいい思い出になりました。
走ってよかったなぁ。
また、ランニング桜島でるぞ。
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