2018年10月6日土曜日

patagonia のダウン製品について。

まだまだ10月で気温が高い鹿児島ですが、
毎年冬になるとやっぱり必要なのがダウンですよね。

冬の代表的なウエアであるダウン製品ですが、そのダウンについて。
実は去年も一度ブログに書いたのですが、
一年もたっているので、パタゴニアのダウンの事をもう一度書きます。

軽くて暖かいことから、アウトドアシーンだけでなくデイリーにも大活躍のアイテムですが、
そのダウンに隠された悲しい真実があるんです。

そう、世の中に出回っているダウンには、
強制的に餌を食べさせられた鳥から、
生きたままむしり取られた羽毛を使用したものが多くあるとのです。

実に恐ろしい話だと思います。

パタゴニアはこのダウンの真相を発表すると共に、
自社製品にはトレーサブル・ダウンを100%使用することを宣言。

これはパタゴニアのダウン製品すべてが、
強制給餌やライブ・プラッキング(生きたまま羽毛採取)
を行われた鳥によるものではないことを意味し、
追跡不可能なダウンの混入は一切ないことを示しています。

このトレーサブル・ダウン基準は、アパレル業界において
最高レベルの動物福祉を保証するもので、
パタゴニアは2007年から取り組み、それを達成した唯一のブランド。

※ 現在は「THE NORTH FACE」もこの活動に賛同しています。
同社はResponsible Down Standard(RDS)を設立し、
同社ブランドのダウンは動物に対して不当な手段を使って作られたものではないことを証明するとともに、トレーサビリティシステムを提供している。
2017年秋までにダウン製品の100%をRDS認証済としました。




フォアグラ用に飼育され、エサを無理に食べさせ、肝臓を無理やり大きくし、
羽毛はむしり取られ、あとは放置する。

人間が自分の利益だけのために、鳥をこんな風に利用、虐待している事実・・・

すべてのダウンじゃないにしろ、
未だに一部のダウンにはそういう強制的にむしり取ったダウンが使われていると思います。
ダウンにはそういう裏の歴史があるんです。

パタゴニアはダウン産業全体にわたって
動物福祉を改善する手助けをしたいという思いのもと、
取り組みの成果をダウンのサプライヤーとダウンを使用する他のブランドと共有してきました。

そしてパタゴニアのダウンは全て、人道的な扱いを受けた鳥からのみ
採取されているということを保証します。


これは本当に勇気ある決断で、
ものすごく大変な事です。

パタゴニアは、本当に自分たちの利益だけでなく
環境の事をものすごく考えているなぁと感銘を受けます。


「自分の良心を犠牲にしてまで、ダウンは着たくない・・・」

「自分の良心を犠牲にせず、温かくいることができるのが、トレーサブルダウン。」


パタゴニアのダウン製品は温かくて、着心地がいい。
でも、それだけじゃなくて、ちゃんとその中にあるダウンのことも知っておいて欲しい。


これが一番伝えたかった事です。


それでは、そのトレーサブルダウンの製品の紹介です!


patagonia Down Sweater Vest
PRICE: 23,000yen +tax
COLOR: BLACK, CLASSIC NAVY, CARGO GREEN
SIZE: XS, S, M






800フィルパワー・アドバンスト・グローバル・トレーサブル・ダウン
(強制給餌や生きたまま羽毛採取が行われたものでない鳥から供給されたことが、
親農場から被服縫製工場まで追跡され保証されている、
NSFインターナショナルの認証済みグースダウン)のインサレーションは熱を閉じ込め、
ミニマリストのデザインで、本体はカラビナ用ループの付いた内ポケットに小さく収納可能。

リサイクル・ポリエステル100%製のシェルはDWR(耐久性撥水)加工済みで、
非常に軽量ながら防風性と耐水性を発揮します。
キルトラインがダウンの片寄りを防ぎ、ナイロンで縁取ったアームホールは熱を逃さず、
裾のドローコードはジッパー式ハンドウォーマーポケットの内側から調節可能です。






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