「トレントシェル・ジャケット」。
18,000円+税というお手頃な価格も人気でした。
ただ、一つ欠点を挙げるとすれば、2.5層生地の裏地が加水分解を起こしてしまい、
剥離してしまう点にありました。
これはコストダウンを図るうえでしょうがない部分ではありますが、
これにより買い替えの頻度が高くなってしまうというデメリットがあったのです。
今回のリニューアルで大きく変更されたのが、その素材。
従来は多くのエントリー価格のレインウェア同様、2.5層の素材が使われていました。
2.5層を簡単に説明すると、1層目が表生地、2層目がメンブレン、
そして裏地となる部分にはメンブレン保護剤でコーティングするという方法
(表面は覆っているが完全に閉じていない0.5層)で、これによりコストを抑え、
より軽量かつしなやかに仕上げられていたのです。
ただ、上記で説明したように、加水分解がメンブレンの剥離を引き起こし、
3〜4年使っていると(状況により異なりますが)裏地がポロポロと
剥がれて落ちてくることがありました。
そんなユーザーからの不満を解消すべく、今回のリニューアルでこれが3層に。
1層目に表生地、2層目にメンブレン、3層目に裏地という正真正銘の3層構造になっており、
弱点が克服されました。
耐久性が高められたのはもちろん、肌へのベタつき感もなく、着心地も向上。
もちろん、この変更により価格も若干高くなっていますが、
約2000円アップに抑えられています。
patagonia メンズ・トレントシェル3L・ジャケット
PRICE: 20,000yen +TAX
COLOR: Andes Blue, Classic Navy, Black
SIZE: XS, S, M
patagonia ウィメンズ・トレントシェル3L・ジャケット
PRICE: 20,000yen +TAX
COLOR: Camp Green, Black
SIZE: XS, S
この大幅なアップデートでこの価格はかなり良心的と言え、
今回プッシュする理由の一つになっています。メーカー側の説明によると使い方にもよりますが、約10年位は加水分解はしないといいます。
新しくなったトレントシェル・ジャケットを是非!
最後にお知らせです。
明日 2/18(火)はアミュプラザ鹿児島は店休日となっています。
お間違えのないようにお願いします。
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